ヤブランの花が咲き始めています!実は根っこが薬用になり生薬?
庭に今くらいになると毎年咲くのが、ヤブランの紫色の花です。
調べてみたら、ヤブランの根っこが薬草になるようです。
生薬名は、麦門冬(ばくもんとう)とのこと。
以下に引用します。
根の紡錘状に肥大した部分は、ベータフィトステロール、粘液質、ブドウ糖などが含まれている。
一般に粘液質は、皮膚や粘膜面に付着して薄い膜をつくり、外部の刺激を防いで炎症を鎮める効果があると考えられていて、漢方では、滋養強壮、のどの腫れ、せきを鎮める鎮咳の目的で処方、配剤される[9]。3 – 5月ころに株分けする際や夏に、ひげ根の肥大した塊根を採集して、水洗いして天日干ししたものが生薬となり、麦門冬(ばくもんとう)と呼んでいる。
引用元:ヤブランwikipedia
まさかヤブランの根っこが、麦門冬とは知りませんでした・・
麦門冬がメインで配合の漢方薬「麦門冬湯」は薬剤師時代によく出していたので、懐かしいです。
私も気管支が弱いので、咳止めで時々飲んでいました。
それにしても雑草に見える庭に咲く植物が薬草である確率、高いですね。
今回は、特にビックリしました。
今度根っこを掘ってみようかなとも思います^^
裏庭にもヤブランの株があったと思うのです。