オシロイバナの花色の不思議!花に色が混ざる理由を調べてみたら・・
オシロイバナの花は、1つの花に色々な色が混ざっていることが多いです。
こちらのオシロイバナもレモンイエローの中に少し赤が混じっていますね。
不思議なので、オシロイバナの花1つに色が混ざる理由を調べてみました。
以下に引用します。
1つの花で白色、黄色、赤色の 3つの斑入りになっている花もあります。
この斑ですが、「動く遺伝子」といわれるトランスポゾンが活躍しているためです。
ベタレイン合成系は、未だにその全部の酵素と遺伝子がわかっていませんので、現在では推定に過ぎませんが、次のように考えられています。
C遺伝子やR遺伝子に「動く遺伝子」入り込むと遺伝子の働きが阻害され色素が作られなくなりますが、その「動く遺伝子」が飛び出すとこれら遺伝子の働きが復帰し、ベタキサンチンもしくはベタシアニンが合成されるようになり、黄色あるいは赤色の花の色となります。
白色というのは色素が作られていない(白色の色素と言うのはありません)ことで、オシロイバナの場合はC遺伝子もR遺伝子も働いていない部分が白くなります。引用元:https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2060
動く遺伝子のトランスポゾンが活躍して、色が混ざったり抜けて白くなったりするようですね。
このオシロイバナも黄色に赤が混じっています。
同じ茎から赤い色と黄色い花が咲いている姿は、不思議で面白いなと思います。