昆虫食の未来は?コオロギ粉末給食に苦情のニュースを見て感じたこと
高校の給食でコオロギ粉末の試食がでたら、親などからの苦情が相次いだようです。
しかし記事を読んでみると、食物科の生徒が自分だちで考案して試食した模様です。
意欲的に昆虫食について学び実践している学生も先生も素晴らしいと私は感じました。
以下にニュース記事から一部抜粋し引用します。
徳島県小松島市内の県立小松島西高校・食物科が、コオロギパウダーを使った給食を試食で出したところ、「子供に食べさせるな」といったクレームが相次いでいる。
これまで試食を2回行ったが、3回目以降は考えられない状況だという。今後のたんぱく源として昆虫食がクローズアップされているが、新しい食材への拒否反応は相変わらず根強いようだ。***
食物科の生徒らが、コロッケに使われるひき肉の代わりにパウダーを使った「かぼちゃコロッケ」を考案して作り、在校生のうち約170人が試食に加わった。
食べるか否かは選択でき、給食を考案した生徒は、最初は抵抗感があったものの、香ばしくて美味しい食材だと感じたという。食用コオロギが学校給食に使われたのは、これが国内初だとしている。***
「小中学校のような学校給食ではなく、専門科目の集団給食として実施しています。
生徒がみな一斉に食べるわけではなく、希望する一部の生徒だけが試食しています。
大学や企業が安全に食材を提供し、アレルギーについても生徒に説明したと聞いています。
高校には、どんな意見が来ているか聞きましたが、今後どうするかは学校の判断になります。
教育委員会として、このような給食を進めたり、指導をしたりするものではないと考えています」
よく確かめないで偏見だけで苦情を言う大人たちは、視野が狭くなっているのかもですね。
日本でも地域によっては、昔からイナゴを食べたり蜂の子を食べたりするところもあります。
私も小さい頃、親戚の家でカミキリムシの幼虫を焼いたものを、食べたことがあります。
香ばしくて、とても美味しかったのを覚えています。
世界でも例えば以下はラオスで販売されている昆虫食で食用芋虫だそうです。
上記に比べるとコオロギパウダーは、見た目が粉なので抵抗も少ないかなと個人的には思います。
それに海で取れる海老や蟹は、美味しく食べていますよね。
昆虫は、陸にいる海老や蟹の仲間として見ると違和感が減るのかなとも思います。
もちろん海老や蟹が食べれない甲殻アレルギーの人は、昆虫食もNGです。
それに興味がある人が試食するわけで、強制ではないので、騒ぐ必要はないのではと思います。
私は姿がそのままで足がついた昆虫食は食べたくないです。
お土産でもらった蜂の子は食べれなかったからです。
しかし芋虫状のものやパウダー状になっているのなら、食べてみたいです。
小さい頃1度だけ食べて美味しかったからかもしれませんが
栄養価も高く美味しいと評判だからです。
今はアマゾンでも色々購入できます。
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食べたいものを選べる時代なのは良いなと思います。
今回の昆虫食の給食も強制ではなく、生徒たちが考えて作った試食なので、自由があって良いと私は思いました。