今年も庭の南天の実が真っ赤に色づいています!生薬だけど・・
南天は、生薬でもありますが、毒でもありますから要注意なのです。
詳しくは→南天の実が今年はたくさん実っています!しかし毒があるので・・
特に果実を生のまま食べるのは、有害です。
上記記事に書いているように、しっかり乾燥させてからお茶にしたりすると良いようですが、乾燥が難しいのも事実です。
だから無理に果実を使わなくても良いかなと個人的には感じます。
とはいえ毒を処理できれば、生薬となります。
以下に引用します。
果実は鎮咳作用があり,喘息,百日咳,気管支炎などに用いる.視力低下や白内障などにも用いる.生の葉は殺菌作用があるとされ,赤飯の上に置く習慣がある.乗り物酔いには生葉を噛む.歯肉炎には葉の煎液を口に含む.魚の中毒に対する解毒作用があると言われ,生の葉を噛み汁を飲む.ハチに刺された時には葉の汁を外用する.生の根はリウマチ,筋肉痛の痛み,頭痛,黄疸に用いる.インポテンツ,精力減退には茎葉を用いる.
2017年発効の世界アンチ・ドーピング規定「禁止表国際基準」に明記されたアルカロイドのヒゲナミンは,本種果実にも含まれる.そのため、ヒゲナミンが含有することを知らずにナンテン含有製剤を服用し,規定違反になる可能性がある。
いつまでも美しい赤い実が落ちないため,門松や厄除けに用いられたり,庭園に植栽されたりする.
引用元:https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003528.php
そして生の葉っぱは、殺菌作用があるので、赤飯の上に飾ったりしますね。
だから、口に入れたりしないで、葉っぱを飾って殺菌作用を活用するくらいが縁起も良くて安心かなと改めて思いました。
今年も眺めて楽しもうと思います。
去年の南天の様子は以下です。
→南天の赤い実が今年もたわわに実っています!どんな鳥の餌になるのかな?
Today is Monday, December 2, 2024.
In my garden, the nandina trees are full of red berries.
They are pretty, but their berries are toxic and not edible.
Their leaves have antibacterial properties, which is why they are sometimes used to decorate red rice.